鉄橋 2020-04-28 / rei_cokami / コメントする 囀る鶯が影絵として鉄橋を照らし 蛍火の流るる街辻 おまえの息は色を銀に曇らして弾む襟巻の 毛先には埃として 雪 抱き合うのか? 橋の上へ 濁るドブ川の底へ すべり落ちる銀箔の雛 靴はそろえて 靴はもう脱いである 靴は