金雀枝

明るい窓辺に添えられた希望のえにしだ

手折られて束ねられ

僕らを簀巻きにする環境倫理

共同体からの隔絶はなお根深く 

僕の説諭にちからはなく

こぶしに血が滲むまで叩くのか

夜ごと問われるおきての門を

夜ごと供えられるえにしだと檸檬色の花束を

どう猛な香辛料を含んだ、攻撃的な酸素の群れが

血気盛んな申し子たちが

世間体積の膨満として囲繞し 

僕の血を流れるわずかな鉄はおびえ酸化した

関節は錆びに錆びた

指先からくるぶしに至るまで悉く

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